基本~応用も学べる和竿教室 「大川ラボ」 埼玉・戸田で木・土・日開講

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「気軽に和竿作りを学びたい」、「天然の漆塗りで和竿作りを極めたい」という人にお勧めなのが埼玉県戸田市にある大川ラokawa_labo01ボ。今年3月から大川清一さんが開講した和竿教室だ。

淡水・渓流から船釣りまで、根っからの釣り好きで、研究熱心の大川さん。和竿作りに目覚めたのは20年ほど前。美しい竿に魅了され、塗りで有名な寿作の教室に通って腕を磨いた。

竹の目利きであり弟子を取らなかった東光からも指導を受けることができ、作った竿は200本にものぼる。何よりも特徴的なのが、ほかでは見られない技巧を凝らしている点。

例えば、タナゴ用で穂先を入れておける「隠し竿」。刀の鞘のような作りは、穂先の保護に役立ち実用的。飾りとしてではなく、使いやすさにも注力している。この制作には竹の中を効率よく正確に削る技術が必要だが、同所にはそれをだれにでも可能にする工具がある。

それは入れ歯などを作る歯科技工用のドリル。低速でもトルクがあり、極細のピアノ線を利用して穴を開けられる。このような道具が充実しているのは、実は大川さんの本業が歯科技工だから。

和竿教室・大川ラボの隣は、その仕事場になっている。入れ歯を作るなどの仕事柄、細かい作業は大の得意。そして、職業をいかした革新的な創意工夫が目白押し。

イト巻きといえば黒檀か象牙を使うのが一般的だが、銀歯を作る要領で、銀のイト巻きを作っている。ハゼの中通し竿に使われるつまみも銀。1000度でも変形しないプラチナの性質をいかし、金属と一緒に焼き付けて竿尻にすることもできる。金も溶かせるので金オモリも製作可能。

曜日問わず見学は無料。教室は予約制で木・土・日の午後1~4時。土曜のみ午後7~9時。指導付き¥2000。タナゴ、マブナ、ハゼ用の良質素材や金属粉の販売あり。

現在、受講申し込みでタナゴかハゼ用の布袋竹進呈。東光で仕入れた貴重な一本物を各先着10人に。

設備紹介
天然の漆は、少し触っただけでもかぶれる可能性がある。そのため、趣味で作る竿は化学塗料の漆しか使わない人が多い。同所では天然漆を乾燥させる専用の室(ムロ)があるので、本漆仕様での制作が可能。化学塗料もOK。竹を熱で矯正する矯め七輪や、あぐらでの作業台、ドリル各種も完備。

▼和竿教室・大川ラボ
TEL048(444)3694
住所:戸田市下前1~14~26~201
交通…JR埼京線戸田公園駅~徒歩10分。コインパーキングあり。

〈週刊つりニュース東京本社・青砥一生〉

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