小笠原へ行こう! 新造船で時間短縮 竹芝から父島まで24時間

★小笠原丸2

2011年、世界自然遺産に登録された東京都・小笠原諸島。この父島と母島を中心とした島々へは海路のみで訪れることができる。フェリーは東京の竹芝桟橋から出船している小笠原海運の「おがさわら丸」。7月から、新造船「三代目おがさわら丸」が就航。6月末、体験乗船する機会に恵まれ、ひと足早くその快適さと島の初夏を楽しんだ。〈週刊つりニュース東京本社・大谷俊夫〉

この島は船のスケジュール上、最短でも5泊6日が基本。今回は体験乗船なので往路1泊、島で1泊、復路1泊。

二代目より速く、大きく25日(土)の午後1時、東京竹芝客船ターミナルに到着して乗船手続き。港には真っ白なピカピカの新造船が接岸している。特2等寝台は、ふかふかの上下2段ベッドで、テレビも付いておりとても快適。新造船からこの寝台が2倍以上の178床になり、より多く人が利用できる。さらに、テレビのない2等寝台が新設され260床。乗船快適な特2等寝台定員も769人から894人と増員となっている。

2時半ごろ桟橋を離れる。ほとんど揺れない船はゆっくりと東京湾を走り出す。

寝室は特等室から2等和室まで。トイレには温水便座、洗面室やシャワー室、レストランが完備されており、まるでホテルのよう。船内案内所や小笠原なんでも相談所が設置されているので、疑問があれば聞いてみよう。軽食やアイスクリーム、アルコールの自動販売機があるのでレストラン閉店後は強い味方に。★食堂デッキから見える星空は素晴らしいが午後10時には危険防止に施錠されるのでそれまでに見ておこう。インターネットは伊豆大島や八丈島に近づくと一時的につながることも。連絡はこのタイミングで。

出船からちょうど24時間後に到着。二代目が25時間30分だったので1時間30分の時間短縮。そして、今回は午後2時半出船だったが、★相談所通常の運航は竹芝を午前11時に出船する。都内の人なら通勤ラッシュに巻き込まれないし、遠方の人は前泊をしなくても、間に合うくらいのスケジュールになっている。

父島の海と空の青は独特の濃さ。気温は30度くらいだが痛いほど日差しは強い。慣れない人は日焼け対策をしっかりしないと危険だ。港前のメーンストリートには商店が並び、いろいろな物を購入できるが、午後6時には閉まってしまうことが多い。買い物は早めに。移動には島内バスやレンタルバイク、レンタル自転車がい旭平からの眺め、雄大な自然が美しいい。

夕飯は宿泊施設で食べてもいいが、レストランもある。名物のカメを食べられる店もある。夕食を終えた夜9時ごろ、宿泊するペンション「ジガー」の代表、中村哲也さんが迎えに来てくれた。同ペンションはプレジャーボートを所有しており、希望者は釣りができる。

ペンションジガーでの釣果カンパチ翌27日、出船する午後2時ごろまでアカハタやカンパチ狙いのジギングとエサ釣りに。午前8時40分に出艇すると30分ほどでポイントへ。水深50~60メートルを探る。まず中村さんが1投目からアカハタ。エサの五目釣りでは100号のオモリに胴突き1本バリ。ヒラマサバリ14号にイカ短を付けて落とすと、すぐに魚信。竿を大きく曲げる引きでバラハタが顔を出す。その後も着底と同時に食ってくる状況は続き、この海のポテンシャルの高さを目のアタリにした。ペンションジガーでの釣果ツチホゼリ

釣りを終えてから、帰りの船の手続き。午後3時、多くの船が別れのあいさつをする〝世界一の見送り〟を受けながら出港。この光景が胸に残り、再ペンションジガーでの釣果アオリイカ訪する人は多い。

なお、東京都墨田区にある、すみだ水族館には小笠原などの海を再現した東京大水槽がある。アオウミガメの飼育も手がけており、小笠原を感じられるスポットだ。

▼問い合わせ世界一の見送り
小笠原海運TEL03(3451)5171
小笠原村観光局TEL03(5776)2422

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