「第13回金沢放流祭り」リポート 東京湾・金沢八景発

★金沢小

6月30日(木)、東京湾金沢漁港で「第13回金沢放流祭り」=横浜市漁業協同組合金沢支所主催=が行われた。

このイベントは資源保護活動の一環として企画され、午前8時45分から金沢小学校(5年生)、10時45分からは関東学院六浦小学校(5年生)が参加した。

当日に放流されるのは10センチほどのカサゴ5000尾、2.5センチのアサリ2万粒、7センチ前後のヒラメ4000尾。

初回の金沢小学校の62人が到着すると、神奈川県水産技術センター企画資源部・普及指導担当・水産業革新支援専門員の石井洋さんから放流魚についての簡単な説明。その間に金沢漁港の船長たちが石井さんの手伝いをしたり、放流魚をバケツに分けたり、ライフジャケットを確認したりと忙しく動く。

2隻に分かれて乗り込むと、航程5分程度の浅場へ。近くを走る僚船の同級生へ手を振りながら歓声を上げる子どもたち。
ヒラメは5年ほどで2~3キロに成長するが、カサゴは成長が遅く20センチ前後になるのに4~5年かかる。大きくなるのを祈って海へ放した。

帰路では遠回りして、一時的に船のスピードを上げるサービスも。生徒たちは「すげー、速~い!」と、その速度に驚いた様子。
陸に戻ると質問タイム。石井さんや漁港関係者が生徒からの質問に答える。「普段はどんな魚を獲っているんですか?」など、いろいろな質問が飛んだ。ちなみに答えはカレイやスズキ、アナゴなど。

後半の関東学院六浦小学校の生徒たち49人も同様にイベントを満喫。「どうして漁師になったんですか?」など、漁業に興味津々の質問が飛んだ。

東京湾は磯焼けや貧酸素問題など課題は多い。干潟や、稚魚が成魚に成長するいい環境は少ない。まれに稚魚の大発生があっても、貧酸素海域で死滅してしまい成魚数は増えにくいのが現状。少しでもいい環境を作れるように努力していく必要がある。

▼問い合わせ
横浜市漁業協同組合金沢支所
TEL045(781)8929
神奈川県水産技術センター
TEL046(882)2489

〈週刊つりニュース東京本社・大谷俊夫〉

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