
神奈川県相模原市にあるフィッシング相模屋が、7月9日(土)、同県相模原市にある相模川水系・弁天のジャリ穴で銀閣カップへら釣り大会を開催した。参加34人。1枚長寸で競技した結果、川本容久さんが36センチを釣って優勝した。〈週刊へらニュース・高崎〉
相模川水系で人気の野釣り場のひとつ、「弁天のジャリ穴」。ここで銀閣ブランドの釣り台を使用し、1枚長寸で競う。ゲストにダイワフィールドテスターの生井澤聡さんが参加。大会オリジナルの銀閣×箆鮒Tシャ
ツが参加者全員に配られた。生井澤さんもTシャツを着用して、本紙でおなじみの相模屋スタッフ・江成千鮎さんと記念撮影。
午前5時に受け付けを開始し、参加者はマイ銀閣をかかえて並ぶ。当日は夜明け前からあいにくの雨。受け付けを済ませた参加者が、好みのポイントに釣り台を設置していくと曇天のジャリ穴にパラソルの花が咲いた。準備を終えた人から次々にエサ打ちスタート。
雨だけでなく風もあるので、ドボン釣りを選択する人が多い。検量は何度でも可能なので、釣れるたびに検量スタッフを呼ぶ声が釣り場に響く。大会本部テントでは、銀閣の改造見本を展示。さらに金具、ネジなどの部品を販売。購入後も修理やカスタムなどのアフターサービスが充実しているのも銀閣ならでは。
残念ながら強風が吹きだしたので、事故防止のため予定より1時間早い10時に競技終了。集計を待つあいだに相模屋特製のとん汁が参加者にふるまわれ、冷えた体を温める。
集計の結果、36センチを釣った川本容久さんが優勝した。2位は山口伸一さんで同じく36センチ(同長寸のため、受け付け番号順で順位を決定)、3位は和田直巳さんで35.8センチだった。優勝の川本さんは、竿14尺トロ巻きセットのタナ80センチ狙いだった。成績発表の後は、抽選会。全員にエサが配られたほか、銀閣パーツなど多数の賞品が贈られた。