日釣振神奈川県支部主催「夏休み親子船釣り入門教室」リポート 東京湾金沢八景

高山五海くん(左)と一菜ちゃん(右)が、早坂さんの指導で連続ヒット

高山五海くん(左)と一菜ちゃん(右)が、早坂さんと一緒に

8月9日(火)、東京湾金沢八景(漁港内)の忠彦丸で、公益財団法人日本釣振興会・神奈川県支部主催「夏休み親子船釣り入門教室」が開催された。

今回のターゲットは、シロギス。午前・午後の二回に分けて行われ、親子2~3人一組に対して、インストラクター1人がつきっきりでアドバイス。抽選で選ばれた参加者は、初めての船釣りを満喫し終始笑顔があふれる教室となった。

午前船には9組21人が参加。6~13歳の子どもたちと保護者の約半数が「船も、釣りも初めて」ということで、私たちインストラクター11人も参加者に負けずやる気満々。

電車での参加を考慮して、午前7時すぎに開会式。7時45分、生駒剛船長の舵取りでワクワクの出船。親子で海上からシーパラダイスや大型船を見た体験だけでも、すでに皆、ハイテンション。約10分で小柴沖の水深20メートルのポイントに到着。釣り経験の豊富な講師が、竿の持ち方、リールの使い方、エサ付け方、誘い方、食わせの間など実演を交えて親切ていねいにレクチャー。

開始早々、左舷ミヨシに座る小野倫太朗君(7歳)から「やったー、釣れた」と嬉しそうな声が響く。シロギス名人の上杉正人インストラクターが担当する倫太朗くん家族は、そのままダブルを含めて連釣し大喜び。

船中各釣り座で、本命のシロギスを中心にメゴチなどのゲストが次々に釣り上げられ、そのたびに子どもたちの歓声が続く。

右舷ミヨシでは、教室用に4本提供された横浜竿・汐よしの作者・早坂良行さんの直接指導のもと、高山一菜ちゃん(10歳)が和竿で5連続ゲットし破顔一笑。右舷大ドモの巻渕萌々香ちゃん(7歳)は、「ダブルで釣れたら引きがすごくて楽しい」と、お父さんの裕之さんと一緒に24尾キャッチして満面の笑み。

10時半に午前の部が終了。各ファミリーが20~47尾をキープして参加者全員が良型のシロギスをしっかりキャッチし、満足そうな笑顔だった。

午後船は0時半に8組21人を乗せて出船。「釣りには興味があったけど、今までぜんぜん機会がなくて、きょうは思い切ってこの教室に応募したから、ドキドキの釣り初体験です」という向笠元稀君(10歳)とお母さんの由美子さんを私がアシストすることに。

一連の操作を説明した後、元稀君に投入してもらうと、なんと一投目に明確なアタリ。18センチの人生初魚をキャッチ。そして、そのまま5連続ヒットで大喜び。最初は「青イソメは触れないので、これを使います」と持参した人工エサでメゴチなどのゲストだけを連発していたお母さんも、イソメを付けてあげると良型の本命をキャッチ。

その後は一連の動作を自分たちでできるようになり、元稀君がエサ付けして2人だけで仲よく釣り続け「これなら、2人で釣りに行っても大丈夫だね」と話してくれた。

安心して船中を見て回る。すると、左舷で私の名前を呼ばれたので振り向くと、前回の教室で写真を撮らせてもらった三輪幸介さんから「以前、つりニュースに写真を載せていただいたおかげで、娘の菜月がさらに釣り好きになって、「将来は漁師になりたい」って言っていますよ」と、嬉しそうにダブルヒットを披露してくれた。

午後の部も順調に釣れ上がり、家族で10~40尾ほどのお土産を手に、みんなで笑顔の終了となった。

下船後は午前・午後の部ともに釣り魚家庭料理研究家の石井ちか江先生と上杉正人さんによる捌き方教室と試食会が開かれた。参加者、スタッフともに、和気あいあいで最高に楽しいひと時を過ごすことができた。

参加した子どもたちに「きょうはどうだった?」と質問したところ、全員が口をそろえて「釣りって楽しい、また釣りたい!」と言ってくれた。これは、振興会としてもインストラクター役として参加した私たちにも、本当に嬉しいコメントだと思う。これからも、このようなイベントを通して、一人でも多くの子どもたちが釣りに出会い、これからも楽しんでもらいたいと願う。

神奈川県支部では年内にあと数回の体験教室を開催予定。日釣振の各支部でも全国各地で同様の釣りイベントを企画しているようなので、ホームページなどをチェックして、参加してみてはいかがだろう。

▼問い合わせ
金沢八景・忠彦丸

〈APC・奥野忠弘〉

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