
3月11日(土)、神奈川県横浜市の横浜港大さん橋国際旅客ターミナルで、初めてとなる釣りイベントが実施された。
応募は大桟橋のHP上だけで行われ、100人募集に対して836人が殺到した。
この日は当日キャンセルなども予測して130人を当せんとしたが、123人が受け付けして竿を出した。
SNSなどの呼びかけで集まった無償ボランティアは約60人。参加者と話をしながら、根掛かりやオマツリなどのトラブルが発生したときに大活躍していた。
実釣時間は午前11時から3時間。釣り場を3つのエリアに分けて、1時間ごとにローテーションした。釣れた魚は、ハゼが10尾前後にメゴチ、ギンポ、ウミタナゴなど。
磯釣り師の鵜沢政則さんもボランティアの1人として参加し「このロケーションの釣り場は素晴らしい。ベイブリッジ、ランドマークタワー、赤レンガ倉庫、時々目の前を進む水陸両用車など、横浜の観光スポットのど真ん中での釣りなんて、実現するとは思わなかった。私が若いころの横浜の海は汚かったけど、今はとても水色もいいし、釣れた魚も美味しく食べられるね。きょうのの釣果は残念だったけど、この釣り場は釣果にこだわることはない。お弁当を広げたり、景色を眺めながら、ゆったりと釣りをするスタイルでいいかもね。まだ、いろんな季節での釣りを実施して、どんな釣りができるのか、いろいろと探っていきましょう」とコメント。
参加者からは「とても気持ちいい場所」、「お弁当がおいしくかんじました」、「釣れたのはハゼだけど、すんごくうれしい」などの声が出ていた。