
4月22日(土)、埼玉県羽生市にあるつり処・椎の木湖で、第21回椎の木湖杯が開催された。参加207人。午前中の予選を勝ち抜いた21人で決勝戦を行い、齋藤英昌さんが初優勝した。
同池のナンバーワンを決める恒例の一大イベント。今年は、群馬県伊勢崎市の齋藤英昌さんが第21代目のチャンピオンとなった。
2、3、5号桟橋で全員をA~Gの7組に分け午前7~11時まで予選競技。各ブロック上位3人が決勝戦に進出するシビアなルールは健在。齋藤さんはE組に入り17.58キロでブロック2位通過。
決勝は5号桟橋渡り手前に並び午後0~3時まで競技。南東から風が吹きつけるなか、多くの選手がチョウチンウドンセットを選択。奥から2番目に入った齋藤さんは予選と同じく短竿で浅ダナ狙い。チョウチン組はヒットは多いがスレが目立つなか、テンポよくヒットを重ねていった。齋藤さんが中盤までリードを保っていたが、奥村達明さんがラスト1時間で猛追。しかし、その勢いをギリギリ抑えて1.18キロ差で接戦を制した。
タックルは竿8尺ウドンセットのタナ1メートル。土日がメーンのいわゆるサンデーアングラーで、同大会には何度目かの出場。今回、初めての決勝進出にして初優勝を果たした。
実は、齋藤さんは前週に同池で行われたメーカー主催の大会で2位に入賞をしていて、まさに流れがきていた。
準優勝の奥村さんとは昔からの仲間で盟友、さん製作のウキ「達明」を愛用している。本来は冬場のような渋い時期の釣りが得意だという同さん。勝因は試釣でヒットパターンをつかみ、当日の風流れをうまく克服できたこと。
優勝名物の大量豪華賞品とは別に今年は、副賞として各メーカー主催のトーナメントに自由に参加できる権利(参加費を椎の木湖が負担)が与えられた。
決勝戦成績は別表の通り。