
11月26日(日)、東京湾久比里夫婦橋の船宿で、「平成29年度第91回照楽園カワハギ釣り会」が開催された。主催はフィッシングショップ照楽園、協賛はがまかつ、横浜竿の汐よし。
午前6時ごろから各自エサのアサリを剥くなど準備をし、24人が乗船して7時30分に河岸払い。天候は晴れだが南西の強風でポイントは限られ、浦賀~久里浜沖の水深20~23メートルを集中的に狙う。
10メートルを超える風で船が揺れるなか、8時前にスタート。イトがフケないように気を付けながら底を取っていると、すぐにアタリ。15~18センチが連発する。
左舷トモ2番の中村重治さんは「小ぶりが多いので枝スは2号。これより太いと食いが悪いね。でも大きいのがきたらハリス切れ…。悩みどころですね。ハリはフックの4.5号です」と一荷を披露。
三宅健治さんも照楽カワハギSP215で一荷。11時ごろ満潮の上げ潮で、活性は高くそれまでに10尾以上の人も。
潮止まりは一時食い渋ったが、正午をすぎたころから再び活発化。あいにく風は13メートルほどと強まり波が高くなったが、パターンがつかめると連釣ペースに。
舟べりが高く釣づらそうだった左舷ミヨシの松岡豊さんは「午前中は6尾。下バリばかりに掛かっていたの後半は中オモリ3号を使い、はわせて狙ったら入れ掛かりの7連発。ハリは鬼攻のませタイプの4号です」とトータル27尾で2位に。ウネリが高くなった時間に一人勝ちしている様子は注目の的だった。
左舷3番の手塚由起雄さんは「底ベタがよかったです。照楽園の特製仕掛けで、広速4号にしたら一荷できました」。前半12尾、後半13尾の計25尾で3位に。
高校1年の曽根匠馬さんは4回目ながら22尾で6位と将来が期待される腕前。
終日、汐よしの和竿を使っていた桃井利直さんは正午過ぎから一荷を2回交えて追い上げ、31尾で1位となった。
納竿の午後2時30分まで風がやむことはなかったが終始本命が上がる大会だった。
3時に帰着し、3時30分から表彰式。全員に賞品が贈られ散会した。成績は以下の通り(敬称略)。
- 桃井利直 31尾
- 松岡豊 27尾
- 手塚由起雄 25尾
- 中村忠男 25尾
- 中村重治 23尾
- 曽根匠馬 22尾
- 小山紀美 20尾
- 前橋賢治 20尾
- 佐々木広幸 19尾
- 三宅健治 19尾
総計350尾、平均14.58尾
▼問い合わせ
フィッシングショップ照楽園
〈本紙・青砥一生〉