「第4回いすみ市大原港ヒラメ釣大会」結果リポート

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上位入賞者の面々

3月1日(日)、外房大原で第4回いすみ市大原港ヒラメ釣大会=夷隅東部漁業協同組合大原遊漁船部会主催=が開催。小雨の中、35隻541人がモンスター級を求め競った。その模様を春栄丸から乗船取材した。

〈本紙・堀口 俊〉

541人が大判狙い奮戦 総合1位は早坂雄一さん6.76キロ

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藤堂さんは開始早々に2.5キロを上げた

釣法は活イワシの泳がせ釣りのみ。孫バリは1本まで、集魚灯は禁止。

検量は当日上げたヒラメ1尾の重量。各船中の1位を表彰し、その中から最も重量がある魚を上げた人を総合1位とする。レディース賞は女性で最も重量がある魚を上げた人、大物賞は本命以外で最も重量のある魚(サメ、エイを除く)を上げた人に贈られる。

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高橋さん親子は本命をバッチリ確保【父】

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高橋さん(娘さん)

午前5時半に21人を乗せ出船。天候は小雨で風はやや強い。航程20分ほどで岩船沖水深16メートルに到着。薄暗い海上に船の明かりが点々と灯り、幻想的な風景が見える。

「ここは前日6.3キロが上がったポイント周辺です。きょうもイワシの反応は真っ赤に出ていますよ」と白川永一船長。前日は船中70尾以上の荒食いだったと言う。

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工藤さんは2.5キロと3キロを上げて船中1位

6時ちょうどにスタートフィッシング。一斉に仕掛けを投入する。「風が強いので、潮上側の人は重めのオモリにしてねー。食い込むまで十分待ってください」と船長。

開始10分ほどで早速食わせたのは左舷胴の間の藤堂茂雄さん。2.5キロのグッドサイズに笑顔。周囲の釣り人にも気合が入る。

潮回りして二流し目に早掛け勝負が開催。見事勝ち取ったのは右舷胴の間の山内民也さん。「まずは早掛け賞をゲットできてよかったです。もっと大きいのを目指しますよ」とニヤリ。

船長からは水深と併せて指示がでる。底がゴツゴツしている場所では「底に着いたら1~2巻きしてねー」、掛かりが少ない場所なら「オモリが底をトントン叩くようにしてください」。的確なアナウンスのおかげで根掛かりは少ない。

7時ごろ左舷トモの高橋正治さんが2.5キロを確保。隣には娘の由衣さん。「一緒に来るといつも娘のほうがたくさん釣るんですよ」とニッコリ。「釣りはヒラメから始めました」という由衣さんもいいサイズの本命を上げる。

小移動した直後には右舷ミヨシの工藤薫さんが「サメかと思いました」という重量感で2.5キロを上げる。この魚を狙う時はここを利用している常連だけあって、8時半にはジャスト3キロの船中最大魚を上げ、実力を見せた。

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総合3位入賞の達本雅之さん(富士丸提供)

9時半をすぎると風はさらに強くなるが、食いも活発化。高橋さんが2.5キロ超で4尾目にすると、右舷胴の間~トモの杉浦さん率いるグループで5連発。依田成雄さんは1尾目を上げて再投入した直後にヒット。短時間で2尾を手にして「急に釣れ始めてびっくりしました。食い気が出てきたのかな」と言う。

その後も流し変えのたびに誰かの竿が曲がるが、さらに荒れてきて150号のオモリでも底が取りにくくなる。
11時にストップフィッシング。釣果は0.4~3キロが0~7尾。2キロ級がメーンでオデコは少なかった。「イワシの回遊は続いており、数・型ともまだまだ絶好調。自己ベストを塗り替えるチャンスです。ぜひお越しください」と船長。

正午からは恒例のじゃんけん大会やトークに続き、表彰式が行われる。

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堀尾忠教さんが8.5キロ特大マダイで大物賞(春日丸提供)

総合1位は6.76キロで早坂雄一さん。「はなぶさ丸の船長の言うことを聞いたら大型が釣れました!」と満面の笑み。2位は5.28キロで迎雄一郎さん。3位は4.82キロで達本雅之さん。レディース賞は3.46キロで藤堂久美さん。大物賞には8.5キロのマダイを上げた堀尾忠教さんが選ばれ、会場がどよめいた。

今大会では3~4キロ級が多く持ち込まれ、大盛り上がりの接戦となった。大原のヒラメ好季は4月末までまだまだ続いていく。

大会順位
総合順位・賞 氏名(敬称略) 重量(kg) 船名
1位 早坂雄一 6.76 はなぶさ丸
2位 迎雄一郎 5.28 秀丸
3位 達本雅行 4.82 富士丸
レディース賞 藤堂久美 3.46 力漁丸
大物賞 堀尾忠教 8.5(マダイ) 第一春日丸
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