
曽根さんのきれいな1尾
5月17日(日)、相模湾小網代のシーボニアマリーナを会場とした「リビエラカップ第11回 キスマスター2015」=(株)リビエラリゾート・リビエラマリンクラブ主催=が開かれた。
これは法律上航行に支障がないプレジャーボートやクルーザーヨット、14フィート以下で車両に積載またはけん引可能なカートップボートが参加できる貴重な大会。秋はカワハギが対象魚だが、春はシロギス。チームで4尾の合計全長を競う。
各ホームポートか、カートップなら砂浜などから自由に出艇し、規定の時間に事務所にエントリーコール。検量時間に会場へ持ち込めばいいので会場近辺だけでなく、東京湾から参加する
人もいる。当日は68チームが参加(申し込みは73)。遊漁船からの参加枠として、小網代の丸十丸から22人がエントリー。
早朝に雨はぱらついたが午後からは快晴となり強い日差しになった。記者が乗り込んだのは大槻洋さんのプレジャーボート。友人の曽根啓司さんと古井一美さんが乗り込んだ午前7時前出艇。沖ですれ違った多くの参加者は仲間とともに楽しんでおり、声をかけると手を振ってくれる。
検量の締め切りは午後0時半。表彰式ではフラダンスなどのイベント、ウェルカムドリンクやビュッフェスタイルの昼食などのもてなしも。
順位の集計が行われる間にFMヨコハマのDJ井手大介さんと女性アングラー・小菅綾香さんのトーク、海上保安庁からは楽しい話で海の安全をレクチャー。
プレジャーボート部門の優勝は全長トータル1039ミリでつれもて丸(鈴木隆弘さん)。なんと前回のハギマスターと連覇だ。「エサはジャリメを1匹掛けにしました。水深4~8mを狙い、イトフケを出して向こうアワセで釣りました。優勝できるとは思っていませんでした」と鈴木さん。
遊漁船部門の優勝は池田英男さんで全長トータル901ミリ。「食いが渋かったのでチョイ投げで広範囲を探りました。エサは青イソメ、タラシは3センチほどです」とコメント。
家族や会社、児童福祉施設からの参加など、この大会ならではの自由な楽しみ方がある。秋に開催される「ハギマスター」とともに、次回はぜひ参加してみては。
▼問い合わせ
シーボニマリーナ大会事務局 http://www.riviera-r.jp/
TEL046(882)1214
〈本紙・大谷俊夫〉