「第46回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」リポート

★オーナー谷川アユ飛ばし右向き横

10月9、10日の二日間、和歌山県の有田川で「第46回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」の決勝大会が開かれた。荒天や増水で延期が続いたものの10月でも有田川のアユは元気いっぱい。今大会で初の栄冠を手にしたのは谷川光之選手だった。

〈週刊つりニュース大阪本社・谷伸一〉


決勝大会には、7会場で行われた予選(日高川、狩野川、益田川、上桂川、仁淀川、小国川、鬼怒川)を勝ち上がってきた選手をはじめ、前年度ベスト8、ドリーム戦進出者、報知アユ釣り歴代名人、歴代チャンピオン、主催者推薦、競技委員会・地区推薦など99人が参加した。

アユのトモ釣りに限られ、オトリ含む尾数で競われる。3回戦まではブロック戦で、準々決勝からはトーナメント戦になっている。

10月9日(金)は1~3回戦(1回戦は2時間半、2、3回戦は2時間競技)が行われた。3回戦を合わせて67尾仕留める選手もおり、10月でも有田川のトモ釣りが有望であることと、参加選手のレベルの高さがうかがえる。

10日は準々決勝、準決勝、決勝(すべて2時間競技で、1時間で場所交代)と1~3回戦の敗退者を対象にしたドリーム戦が並行して行われた。

10日(土)の準々決勝に進出したのは井川弘二郎(主催者推薦)、大坪保成(仁淀川)、木全崇博(競技委員会・地区推薦)、瀬田匡志(歴代名人)、谷川光之(狩野川)、廣岡保貴(ドリーム戦進出)、宮井孝和(日高川)、吉田大修(主催者推薦)の8選手。

準々決勝で谷川選手は大坪選手と戦い、12尾対10尾。準決勝では瀬田選手と対戦して21尾対15尾で決勝に勝ち進んだ。

一方、井川選手は準々決勝で吉田選手と戦い4尾対2尾。準決勝は木全選手と対戦して21尾対18尾で決勝に駒を進めた。

決勝は谷川選手と井川選手のマンツーマン対決。ジャンケンにより谷川選手が上流側、井川選手が下流側に入る。

競技スタートからまもなく谷川選手が1、2分間隔で入れ掛かりを見せる。川に立ち込み、誰もが歩行する岸際の小石底にオトリを泳がせる。さらに深場も浅場も問わずに、全ポイントを探るように移動して前半で15尾をカウントした。

井川選手は開始早々に掛けてオトリを交換したが、なかなか追加できない。瀬肩にある淵や、瀬の巻き返しなどを探りながら前半で10尾を数えた。

1時間で場所を交代。谷川選手は、後半も引き続き好感触だった岸際の小石底を中心に探りながら川を下り、コンスタントに釣り上げていく。
終始谷川選手がリードしたを保ち、24尾対20尾で、初優勝を飾った。
★オーナー表彰式正
谷川選手は、ポイントを選ばずオトリが入ってくれるからとメタルの水中イトを使用。オトリが底に入ってからが勝負で、立て竿で引き釣り泳がせのスタイルを取っていた。

ハリはイニシアブロンズ。ストレートタイプを好み、「野アユがまとわりつくハリ先がいい」と言う谷川選手だった。

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