「2015ダイワカワハギオープン(DKO)」結果リポート

DKM09

11月28日(土)、2015ダイワカワハギオープン(DKO)の決勝大会が開催。予選を勝ち抜き、全国から集結した18人が頂点を目指して競い、宮澤幸則選手が41尾を上げ2連覇を達成。その様子を乗船取材した。

〈週刊つりニュース東京本社・堀口俊〉

DKM07決勝戦に進んだのは関東予選から12人、関西・東海予選から4人、鹿児島予選から1人、シード選手1人の計18人。

午前6時半から受け付け開始。釣り座の抽選が行われる。四隅が有利な釣りだけに、各選手とも一喜一憂している。開会式では各自のあいさつや自己紹介が行われ、和やかムード。

当日は観戦ツアーも開催されており、決勝戦をひと目見ようと集まった人たちは山下丸や、やまてん丸に乗船。カワハギを釣りながら様子を眺められる。

8時前に会場を発ち、平作川沿いの船着場から巳之助丸に乗船。選手たちは真剣なまなざしに変わる。河岸払いして竹岡沖へ走る。天候は快晴でナギ。最高の釣り日和だ。移動中も仕掛けやエサのチェックなど、準備に余念はない。

航程30分ほどでポイントに到着。船長からオモリ25号の指示がある。競技開始合図で一斉にスタート。

DKM08開始1、2分でファーストフィッシュを上げたのは右舷ミヨシ寄り、鹿児島から参戦した園田義照選手。「錦江湾とはアタリの出方、口の使い方、エサの追い方などのニュアンスが違いますね」と言いながらも、少し後に当日最大の29センチを確保。周囲でもバタバタと本命が上がり、いきなりのラッシュとなる。

DKM06しばらく経つと食いは落ち着いてしまう。そんな中で釣り続け、最初にツ抜けしたのは右舷胴の間の鶴岡克則選手。ワッペンサイズ主体に連釣し、手返しよく数を伸ばしていく。ほかの人も磨き上げた釣技を駆使して次つぎ抜き上げていく。

11時半DKM03すぎ、さらに千葉県寄りの魚礁周辺へ。潮止まりの時間帯に入り、左舷側が急上昇。トモ側から3人連続で掛かったかと思えば、胴の間の鈴木正光選手や田渕雅生選手がDKM04ダブル連発で追い上げる。昨年準優勝の石田昌伸選手は竿をチェンジすると、すぐに一荷でキャッチ。「ここからリズムに乗れれば」

一方の右舷側はぽつぽつ上がる状況が続く。そんな中で安定して掛け続けるのは昨年優勝者の宮澤幸則選手。こまかい誘いでワッペン級を狙い撃ちして数を伸ばす。

ラスト1時間前から潮が流れ始めたらしく、左舷に替わって右舷がヒートアップ。加太予選を通過した右舷トモ寄りの小坂歩選手は、スローな落とし込みや聞き上げを繰り返しつつ、時折たたきを入れて攻める。

DKM05圧巻は右舷トモ寄りの田口誠治選手。怒とうのハイペースで一荷を交えて掛けまくり、一気にゴボウ抜き。「魚が食うタイミングを作ってあげればすぐヒットしてきます」と話す。

午後2時に競技終了。会場へ戻り、結果発表が行われる。

DKM01優勝は41尾で昨年に続き宮澤選手。見事2連覇を達成。「パターンはチョイ投げして持ち上げ、カーブフォールすればドーンとヒットしました。周囲を見るとキャストしても手前で食うことが多かったので、投げる距離は抑え気味に。潮がよくなったラスト2時間は、上から誘い下げるパターンを使い、途中からは宙で釣りました。胴の間という釣り座でしたが、船の前後どちらから食ってきても拾えたのが勝因でした」と語った。

DKM10準優勝は32尾で、初めてファイナルに進出した田口選手。「前半は10尾前後だったけれど、ラスト1時間で20尾上げました。ハリのサイズを7.5号まで大きくして、ゼロテンションでたるませるとカカッとアタリがでました」

3位は31尾で鶴岡選手。「前半稼いで3位に入れました。ラスト2時間は焦ってしまい集中できなかったのは反省点です。釣りはメンタルが大切ですね。来年は表彰台の一番上に上れるようにがんばります」

2015ダイワカワハギオープン(DKO)順位表
順位 氏名(敬称略) 釣り座 尾数
優勝 宮澤幸則 右舷-6 41
2位 田口誠治 右舷-7 32
3位 鶴岡克則 右舷-4 31

 http://www.daiwaweb.com/jp/

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