
12月20日(日)、東京湾を舞台に「第1回クルーオフショアゲームスタチウオラウンド」=クルー主催=が開かれた。2015年から始動したメーカーで、その門出にふさわしい好天に恵まれ208人が参加。金沢八景(野島橋)の太田屋から取材した。
<週刊つりニュース東京本社・青砥一生>
7船宿10隻が参加し、ジグで釣ったタチウオ3尾の重量を競う。8時に各船が本牧沖に集結し、気合の入るかけ声とともにスタート。
10分走って到着したポイントはすでに大船団。エサ船も好調に上げている。「(水深)39メートル、下から10~15でやってください」と佐野和也船長のアナウンス。開始早々、左舷ミヨシの村山真吾さんが指3本級を上げる。転勤先の神戸から駆けつけた常連の斉木聖彦さんや胴の間の伏見洋和さんもベイスで指4本級。水深は浅いが上がれば型揃い。
ヒットが途絶えたところで移動し、9時50分から走水沖水深60メートルで再開。ときおり10~15メートル上までの反応が出てぽつぽつと掛かる。
前日は下げ潮に変わってから食いがよくなり、当日も潮変わりの正午近くから好転。山内賢さん・舞花さん夫妻はパターンがハマって連発シーンも。
午後1時に終了で1時40分に本牧港到着。全員が下船し検量。歓談しながら昼食。
司会進行は太田屋に乗船し船宿カラーのベイスで釣果を出したDJの井手大介さん。レディース賞や上位5位の発表され、優勝の堤広樹さんは「ハイギアリールを使っていたが巻きが合わずにノーマルタイプに変えてからパターンがハマりました。フォールでもアタりましたが、ワンピッチの巻きのほうがよかった。先週も練習で来ましたが、そのときと同じです。ルアーは、ほかの人が使わない色なども選んで頻繁に交換しています」。タックルは竿/オーシャンドミネータータチウオ。リール/コンクエスト200。ライン/PE0.8号、リーダー25ポンド1ヒロに40ポンドを50センチ。ベイス160グラム渡辺カラー。
船長のコメント
「今季はまだタチが落ちきっていないので、まだ十分狙えます。状況でワラサ・サワラにリレーします。ご予約お待ちしております」
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太田屋